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今日は、私と禅と園芸療法との出会いについて少しお話したいと思います。
私が5年ほど前に宇治で暮らしていた頃、お茶の文化に触れたくて茶道教室に体験に行った事がありました。
亭主と客とのやり取り、四規七則の教え、静謐な空間、そこにあるすべてが禅の心と深く結び付いていることを感じました。
1. 四規(しき):和敬清寂(わけいせいじゃく)
茶道の精神の根幹となる4つの心得です。
- 和(わ): お互いに仲良く、調和すること。
- 敬(けい): 主客が互いに敬い合う心。
- 清(せい): 目に見える場だけでなく、心も清らかであること。
- 寂(じゃく): どんな時にも動じない、心穏やかな不動の心。
2. 七則(しちそく):利休七則(もてなしの心)
弟子から「茶の極意」を問われた際に利休が答えた、日常やもてなしにおける七つの教えです。
- 茶は服のよきように: 茶はおいしく点てなさい(相手に合わせる)
- 炭は湯の沸くように: 湯がよく沸くように炭を置きなさい
- 夏は涼しく冬暖かに: 季節感を大切にし、居心地よく
- 花は野にあるように: 自然のままの美しさを尊ぶ
- 刻限は早めに: 時間にゆとりを持つ
- 降らずとも雨の用意: 何事も準備を怠らず、心穏やかに
- 相客に心せよ: 同席する客同士でお互いに配慮し合う
自分自身が子どもの頃に感じていた、自然や伝統文化に対する畏敬の念がまた蘇ってきたようでした。
そこからほどなくして拠点を滋賀に移し転職することになるのですが、新しい職場で園芸や農作業に触れた際にまた同じような感覚を味わいました。
ここで園芸療法に魅力を感じ、本格的に学ぶことになり園芸療法士の資格を取得しました。
実践していて、禅と園芸療法にはとても共通項が多いことを感じます。
•五感が研ぎ澄まされる
•「いま・ここ」に集中し、思考や執着を手放す
•全ては移り変わっていく
•人間は自然の一部にすぎない
•「無」に対する自覚が「有」への感度を高める
園芸療法を通じて、無心で植物と向き合うことで、日々の雑念や執着から離れ、禅が説く「無」に近い心の状態を体験できると言えるでしょう。
これは、現代社会で失われがちな心の静けさや、自己とのつながりを取り戻す貴重な機会となります。
Lilyの畑であなたとお会いできることを楽しみにしております。